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動画でわかる!「手・足のリハビリ生活のコツ」シリーズ第2弾「生活の中でマヒした手を使う工夫 食事編」

[2022.03.11]

今回はお食事の時にマヒした手を使う工夫です。
「マヒしているからお茶碗持てないわ」と、お食事の時にマヒしている手をダランと下に下ろしたままにしている状態では、手がむくんでしまったり、肩が痛くなってしまいます。
そこで、お食事の時にもマヒしている手をテーブルの上に置くようにしましょう。そうするとこで肩にかかる負担や、手のむくみの軽減にも繋がります。


【テーブルの上に置くときの工夫】


1.肘まで置く


手首までだったり置く位置が浅いと、滑ってずり落ちやすいです。


 

2.肘まで置いても落ちてしまう場合は、滑り止めの上に置く


こちらは100円均一などでも販売しています。適度な大きさに切って、その上に手を乗せるとよりズレにくくなります。


 
3.コップなどが持てる場合


マヒしてる方だけでは持てないけど両手なら持てる場合は、まず両手で持ってみましょう。添える程度でも構いません。腕がぐらついて難しい場合はちょっとお行儀が悪いかもしれませんが、肘をついて安定させてあげると良いでしょう。



※注意点としてはまず温かい汁物が入っていると、こぼれた時に火傷をする可能性があるので、中身が熱くないものからやってみましょう。

 

4.撮影したN様がご自身で工夫しているお皿を固定するコツ

マヒしている手でお皿をつかもうとすると、力が入りすぎてうまくいかないので、マヒの手を軽く握ってそこにお皿を押さえつけます。
そうすると手と腕でお皿を押さえることができます。



 
日常何気ない動作の中でマヒしている手を“参加”させてあげることが大切です。上記のような工夫をしながらマヒしている手を意識することから始めてみては如何でしょうか。

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