ボストンマラソン2018: 続き
ボストンマラソン2018から80日経ってしまいました。
なんだかんだで、やっと残りの記憶をアップします。
走り終わった夕刻のニュースで知ったのが川内優輝選手の優勝でした:
自分が走っている間は自分のことで精一杯で誰が優勝するかなんて考えもしませんでしたが、日本人の優勝は正直嬉しかったです。
瀬古選手の優勝から31年後に31歳の川内優輝選手が優勝するなんて、またその同じレースを苦しみながら自分も走っていたということも、今となっては良い思い出です。
MarathonFotoから購入した写真をいくつか載せます。
レースの序盤、沿道の応援にハイタッチで応えて元気をもらっています:
中盤でこれからきつくなってくる頃か:
ゴール間近でアゴ上がりながらも頑張っているところ:
やっとゴール。 ガンタイムは3時間43分(ネットタイム3時間37分):
レースが終わり、ホテルの風呂で体を温め自己採血した後は、ゴール直後にもらった補給食、飲料を安心して摂取し、ベッドで仮眠しました。
そのまま翌朝まで寝ていてもよかったのですが、せっかくボストンまできたのにpost-race partyのあるFenway Park(ボストン・レッドソックスのホーム球場)やボストンの街をもう少し見て回らなければいけないなと思い直し、身体に鞭打ってベッドから這い出し、ようやく雨の止んだ夜の街へと歩き出しました。
ゴール地点から逆にコースを辿りながら歩いていくと、ゴール後のアーチや観客スタンドの撤収作業が行われていました:
しかしながら、まだゴールを目指して走っている人が何人かいました:
もう完走メダルはもらえないのに、それでもこのボストンの26マイルを走り切る(あるいは歩いてでもゴールする)意義がやっぱりあるのですね!
しばらく歩いて、少し道に迷いながらもFenway Prakに着きました。
天候のせいなのか、マラソン走ってそれどころじゃないのか、それとも地元の人達にはあまり魅力がないのか、参加者は多くはありませんでした:
あらかじめ貰えたチケットでビール一杯がいただけたので、チビチビ飲みながらスタンド裏、スタンドと歩き回って見ました:
フィールド間近:
電光掲示板に上位入賞者の名前などが映し出されます:
フェンウェイ・パークから歩いてホテルに帰る途中、有名なバークリー音楽院がありました:
私のいとこがベーシストでバークリー音楽院に学んで将来を期待されていたのですが、交通事故で亡くなってしまったことを思い出しました。随分と前のことにはなりますが、、、、
翌朝は流石に早起きできず、市内観光は断念、荷物まとめてバスで空港に向かいました:
乗り合わせたのはアメリカ人の夫婦(奥さんがマラソン走った。旦那さんは標準タイム届かず奥さんの応援)とシンガポールから来たよく喋る男性。 アメリカ人の旦那さんはもっと年取るまで走り続けないとボストンマラソンにエントリーできないとぼやいていました。シンガポーリアンはあちこちのマラソン大会走っていてウルトラマラソンやトライアスロンもやるとのこと。東京マラソンを是非走りたいと言っていました。
空港に着いて東京行きのターミナルで私のアイスホッケーチーム『慶應ドクターズ』の仲間である山田さん夫婦にお会いしました:
お二人でボストンマラソンを走ることは知っていたのですが、ようやく帰国直前に合流できました。「寒くてきつかった」レースを無事フィニッシュできたことを一緒にビールとクラムチャウダーで祝いました:
最後の最後にボストン名物クラムチャウダーが食べられてよかったです。
マラソンの翌日だったせいもあるでしょうが、美味しかったです。
私の正式タイムや順位を記録して、ボストンマラソン2018を締めくくりたいと思います。
Listed below is your finish time and placing:
Eiji Mori
Net Time 3:37:03
Overall 9902/25746
In Gender 7111/14142 (Male)
In Division 72/1019 (M60-64 Age Group)
悪天候のせいもあってタイムは遅かったですが、60−64歳代では上位10パーセント以内に入りました。
5年後にもう一度、今度は良い天候のもとでボストンマラソンを走りたいものです。