迷彩柄、、、、、何でしょうか?
美しい迷彩模様ですね!
先週日曜日の訪問診療で、ある患者さん宅の敷地内に植わっていたものを、気になって撮りました。
さて、なんでしょうかね。
街を歩いていて見かけた覚えのある方も多いのではないでしょうか。
答えは、、、、、、 プラタナスの幹です。
同じ木の画像を載せます:
さて、プラタナスといえば、、、
「ヒポクラテスの木」 というのを皆さんはご存知でしょうか?
2400年前の医聖として医師・医学生にとってはあまりにも有名なギリシャ、地中海コス島の人物ですが、
そのヒポクラテスが、プラタナスの大樹の木陰で弟子たちに語りかけていたということです。
日本各地の医療施設に、いろいろな形で「ヒポクラテスの木」の子孫が植樹されています。
私の母校、慶應義塾大学にもあるらしいですが、
植えられた場所の日当たりがイマイチで生育不良なため目立たないようなのでまだ確認していませんが、
条件が整えば本来は30−50mに達する大木となるらしいです。
プラタナスは、大雑把に3種類があるとのことで、
あるブログによれば(https://blogs.yahoo.co.jp/inamatsu06/folder/1605855.html):
「プラタナスには、中近東・地中海地方原産の”プラタナス”と、北米原産の”アメリカプラタナス”がある。氷河期のプラタナスの祖先の化石が知られているが、その後の大陸移動により中近東と北亜米利加に分かれて独自に進化し、葉、幹、実の付き方に、それぞれの特徴が生じたらしい。17世紀にロンドンのプラントハンターが両者を入手し、庭に並べて植えておいたら雑種ができたそうで、両者の中間的な形状をしめす。これが”モミジバプラタナス”である。園芸品種としてかなり多様なものが作られた。プラタナスは元々日本にはなかった樹種であるが、明治のはじめに、目黒の林業試験場や、小石川植物園に導入され、当時の3種が30メートルを超える巨樹となっている。3種の鑑別点が案内板に記載されている。新宿御苑の一角には、プラタナスを中心に植えられた西洋式庭園がある。」
とのことです。
今回のプラタナスは、「モミジバプラタナス」のようです。
目黒の林試公園は近いですし、新宿御苑にも見に行きたいですね。
感性を大事に日々を過ごして行きたいと思います。