加齢は避け難い、そこで何を求めるのか?(自身の腰痛に当たって)
[2020.04.13]
4月11日土曜日の昼ごろ、患者さんの診察を終えて立ち上がった際、腰に違和感を覚えました。
今回が初めてではありません、ですが、特に腰に負担がかかりそうなことをしたわけではなくそのような違和感・痛みを生じたのは、多分初めてです。 知識と経験から、椎間板にちょっとした傷が生じたのだとわかりました。残念ながら加齢に伴ってそんなことが予期せず生じてくるものなのです。 私は、自分が「専門家」であり、なんでそんなことが起こるのか、また、どのくらい待っていれば治るのかが解ります。しかし、多くの方にとっては、腰痛がいきなり起これば不安でしょうがないでしょう。治療者として自分自身が経験することにより、患者さんの気持ちにもより寄り添えるようになるのだろうと思いました。
と、 そこで、私自身としてどうするのかですが、これは、その痛みと前向きに付き合っていくことに尽きます。 どう動くと痛いか、どう動くと痛くないか、自分の知識・経験と照らし合わせながら、修正していきます。多少痛かろうが、必要あれば気をつけながら動きます。基本的には、これまでの知識と経験は、自分自身の腰痛に対する対応に関しても例外でなく予測通りの経過でした。今後は、自信をより持って対応していけるなと思いました。(痛みに関しては、個人差が非常に大きいことは考慮の上で)それぞれの方の痛みの感じ方に応じて対応していくことになります。筋骨格系の痛みは基本的に時間が経てば徐々に収まっていくものなのです。
もちろん、一般的な原因でなく腰痛が生じることもあります。その原因を見極めていくのが私達専門家の役目ですので、痛みで不安を感じたなら、ご相談いただければと思っております。(なお、今回の画像は餅つきの時のもので、その時に腰痛が生じたわけではありません)