東京マラソン2017走り切りました!
天候晴れ、風は穏やか(北の風1−3m/sec)で、気温は9−12度(千代田区、yahoo天気予報による)とほどほど暖かく、好記録が期待される中、山王リハビリ・クリニックのチャリティーランナー3人が東京マラソン2017を走りました。
ちょっとマニアックな私の記録をアップします:
まずは、スタート待ちの画像です。待っている間が寒いのは嫌なので、ビニール合羽の中にホカロンたくさん貼ってフードを被っています。
スタートしてからは、心拍数155bpmを目安に徐々にペースを安定させ、約15km地点の浅草寺雷門をバックに走りながら自撮りしました:
その直後に眼前に現れたスカイツリーを撮影:
ここから先は、余裕なく、ひたすらペースを守って走り続けます。
門前仲町の折り返し手前、約19kmのところで、先行するI理学療法士とすれ違いました。
11km地点でトイレ(大)のため約4分ロスする間に抜かれてしまっていたようです。
彼女を追い続ける展開となりました。現在の走力は彼女の方が上なので、ゴールまでに追いつくのは難しそうなので、マイペースを守ってベストを尽くすのみと気持ちを切り替えました。
しかしながら、心拍数155bpmを維持するのは難しく、ともすれば150を切りそうなところまで落ちてきてしまいます。
周りに適当なライバルを探しては競り合うつもりで走っているうちに、後方から群れをなす足音が迫ってきました。
振り返る余裕なく並ばれ、抜かされていったのは、3時間30分のペースセッターとそれに追走している一群でした:
当初目標の3時間20分は、風邪や故障によるコンディショニングの失敗から望めないとはわかっていましたが、次の目標として、3時間30分は何としても切りたいと思い、ここから先は歯を食いしばってペースセッターを追いました。
結果、かろうじて3時間30分を切る3時間29分47秒でゴールラインに到達することができました:
かなり疲れた顔をしてますよね。
それもそのはず、37kmぐらいまでは給水ポイントで全て給水したにもかかわらず、3.2kg体重が減っていたのです:
左は出走直前、右は完走直後の体重(79.2kg→76.0kg)です。
カーボローディングや補水の結果かなり増えていた体重が随分減って、脱水傾向となっています。
マラソン中のペース、ピッチ、ストライド、心拍数変化のグラフです:
11km付近でトイレ約4分のため心拍数が低下しているのがわかります。
また、33kmあたりから3時間30分のペースセッターを追いかけ続けて心拍数が最後まで上がり続けているのもわかります。
タイムとしてはワースト2ではありますが、それが現在の実力。
色々勉強となったレースでした。
一緒に走ったスタッフもそれぞれの思いがあるでしょう。
明日からに繋げていってください。
クリニックのスタッフやご家族、患者さん・ご利用者さん・ご家族には、沿道での応援、大変力になり感謝しています。
また、クリニックやデイサービス、訪問先で応援いただいた皆様のおかげで最後まで諦めず走り切ることができました。
わがままなランニングを許容してサポートしてくれている家族にも感謝しています。
打ち上げの会で、久しぶりにビールを飲みました。
脱水した体にジワーと染み渡る感覚でした。
さらに、夕食は妻と寿司にスイーツなど、しっかりカロリー補給しました:
では、おやすみなさい。