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新型コロナ対策あれこれ

[2020.04.07]
新型コロナウィルス感染の急拡大に伴い「緊急事態宣言」がついに発令されることとなりました。 当法人においても、いろいろと対策を講じてきておりますが、多くの患者・利用者さん、スタッフがおり、徹底していくことはなかなか大変です。 まず、いわゆる「3つの密」(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けることですが、多くの基礎疾患を抱える高齢者が集まる通所サービス運営では完璧に行うことはまず不可能なのではないでしょうか。 では、通所サービスは閉鎖するのか? 在宅生活を支える重要な機能訓練や社会交流の場であり、介護を支える家族のレスパイトの役割も果たしているわけですから、利用できなくなると、ご利用者本人にとってもご家族にとっても大変なマイナスになります。 ですので、感染を防止するためのできる限りの対策を講じながらも当面はサービス提供を継続することが基本方針です。 とは言え、行政・自治体からサービス停止を指示されればそれに従うこととします。 同じことが訪問看護、訪問リハビリや外来通院リハビリでも言えます。 必要あって行っている各種サービスですので、感染予防に可能な限り努めながらサービス提供を継続していきます。 なお、感染予防に必要な物品(消毒用アルコール製品、マスクなど)の在庫が底を突きつつあります。 これに対して、各種ネットワークを通じて医療・介護事業所としての使命を果たすために必要な物品を当面確保すべく動いています。 これにより、スタッフが最低限必要としているマスクを1ヶ月分程度は確保できそうな見通しが立っています。 患者さんご利用者さんにも提供できればと思っていますが、現時点ではなかなか難しい(おそらく東京ではどこでもそうでしょうが)状況です。 消毒用アルコールはというと、医薬品卸業者からは残念ながら全く納入の目処が立っていません。 独自のルートで無水アルコールを多少入手し、滅菌精製水で薄めて使用する予定ですが、もっても2週間くらいでしょうか。 ここから先は、ほんのジョークと思ってください。 アルコール調達先として、飲用アルコールも一手段ではあります(表立っては使えませんが)。 世界で最もアルコール度数の高い飲料として、ポーランドのスピリタスというのがあります。 ちなみにアルコール度数96%です。 私は、多少アルコールを嗜みますので、以前からいろいろなアルコール飲料の情報には気をつけていて、アルコール度数の高いラム酒とかアブサンとか気にはしていました。そして世界で一番アルコール度数の高いお酒としてスピリタスがあるということを知り購入したことがありました。 そのままでは舐めるだけで舌がひりつく感じで、何かで割って飲んでみましたが、はっきり言って癖はなくほとんどエタノールそのものという感じでした。 新型コロナ問題が起こる前は、大手の酒屋に在庫していたのですが、3月に入ってからは店頭から消え去っていました。 しかし、昨日、大森のドンキで酒類のコーナーを覗いたら、オリジナルのスピリタスはありませんでしたが、エセ・スピリタス(アルコール96%、80%)が一本1560円で販売されていました。 思わず購入し、以前からストックしていた本家スピリタスと並べたのがこの画像です。 スピリタス あまりにもアルコール度数高くて、飲むときは火気厳禁です。 コロナ問題が収束して、消毒用アルコールも普通に供給されるようになったらチビリチビリと飲めたらと思っています。
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